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whoisコマンドでドメインの所有者情報を調べる - ドメイン情報の確認とセキュリティ活用

· 約5分
Shinya Kato
DayoneLabs管理人、ソフトウェア開発者、OSS開発者

whoisコマンドでドメインの所有者情報を調べる - ドメイン情報の確認とセキュリティ活用

どうも、Shinyaです。この記事では、whoisコマンドを使用してドメインの所有者情報を調べる方法について解説します。whoisはドメインやIPアドレスの公開情報を照会するための国際標準プロトコルで、ネットワーク管理やセキュリティ調査の場面で活用されています。

この記事はこんな人にオススメ
  • ドメインの所有者情報を調べたい人
  • whoisコマンドの使い方を知りたい人
  • 不審なドメインの調査方法を知りたい人
  • ネットワークセキュリティに関心がある人

whoisとは

whoisは、ドメイン名やIPアドレスの登録情報を照会するためのプロトコルおよびコマンドです。IANA(Internet Assigned Numbers Authority)が管理する国際標準のプロトコルであり、ドメインの登録者情報、登録日、有効期限、ネームサーバーなどの公開情報を取得できます。

whoisで取得できる主な情報

項目説明
登録者情報ドメインを登録した組織または個人の情報
レジストラドメインを管理している登録事業者
登録日・更新日ドメインが最初に登録された日付と最終更新日
有効期限ドメインの有効期限
ネームサーバードメインに設定されているDNSサーバー
ステータスドメインの現在の状態(アクティブ、ロック中など)

利用環境

whoisコマンドは、macOSおよびLinuxには標準でインストールされています。Windowsの場合は、PowerShellからwhoisコマンドを使用するか、Sysinternals Whoisをダウンロードして使用できます。

whoisコマンドの基本的な使い方

基本構文

whoisコマンドの基本的な構文は以下の通りです。

ターミナル
whois ドメイン名

実行例

以下は、example.comに対してwhoisコマンドを実行する例です。

ターミナル
whois example.com
example.comを使用する理由

この記事では例示用のドメインとしてexample.comを使用しています。example.comはIANAが管理する例示専用のドメインであり、実在する組織や個人のプライバシーに影響を与えることなく、安全にコマンドの動作を確認できます。実在するドメインに対してwhoisを実行する場合は、取得した情報の取り扱いに注意が必要です。

実行すると、以下のような情報が出力されます。

   Domain Name: EXAMPLE.COM
Registry Domain ID: 2336799_DOMAIN_COM-VRSN
Registrar WHOIS Server: whois.iana.org
Registrar URL: http://www.iana.org
Updated Date: 2024-08-14T07:01:38Z
Creation Date: 1995-08-14T04:00:00Z
Registry Expiry Date: 2025-08-13T04:00:00Z
Registrar: RESERVED-Internet Assigned Numbers Authority
Registrar IANA ID: 376
Domain Status: clientDeleteProhibited
Domain Status: clientTransferProhibited
Domain Status: clientUpdateProhibited
Name Server: A.IANA-SERVERS.NET
Name Server: B.IANA-SERVERS.NET
DNSSEC: signedDelegation

出力の読み方

フィールド説明
Domain Name照会対象のドメイン名
Registrarドメインを管理しているレジストラ
Creation Dateドメインの初回登録日
Registry Expiry Dateドメインの有効期限
Domain Statusドメインの状態(clientDeleteProhibitedは削除禁止を意味する)
Name Serverドメインに設定されているネームサーバー
DNSSECDNSSECの設定状況

セキュリティ調査での活用

フィッシングドメインの調査

whoisコマンドは、不審なメールやWebサイトに含まれるドメインの調査に活用できます。フィッシング詐欺で使用されるドメインには、以下のような特徴が見られる場合があります。

特徴説明
登録日が新しいフィッシングドメインは短期間で使い捨てられることが多く、登録日が直近であることがある
登録者情報がプライバシー保護されている登録者の身元が隠されている
有効期限が短い長期運用を想定していないため、登録期間が最短(1年)であることが多い

これらの情報だけでフィッシングと断定することはできませんが、ドメインの信頼性を判断するための参考材料となります。

企業ドメインと個人ドメインの情報の違い

whoisで取得できる情報量は、ドメインの登録者によって異なります。

登録者情報の公開状況
企業・組織組織名、所在地、連絡先など詳細な情報が公開されていることが多い
個人プライバシー保護サービスにより、登録者の個人情報が非公開になっていることが多い

個人がドメインを登録する際、多くのレジストラはWhoisプライバシー保護サービスを提供しており、個人情報の代わりにレジストラの情報が表示されます。これはプライバシー保護の正当な仕組みであり、必ずしも不審なドメインであることを示すものではありません。

IPアドレスの照会

whoisコマンドはドメイン名だけでなく、IPアドレスの登録情報も照会できます。

ターミナル
whois 93.184.215.14

IPアドレスの照会では、そのIPアドレスを管理しているISP(インターネットサービスプロバイダー)や割り当てられたネットワーク範囲などの情報が返されます。

まとめ

この記事では、whoisコマンドを使用してドメインの所有者情報を調べる方法について解説しました。

whoisは、ドメインやIPアドレスの公開情報を照会するための国際標準プロトコルです。whois ドメイン名で登録者情報、登録日、有効期限、ネームサーバーなどの情報を取得でき、不審なドメインのセキュリティ調査にも活用できます。macOSおよびLinuxでは標準で利用可能です。


参考リンク:

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